「ふり」をするということ

仕事で「中堅」「ベテラン」と言われる立場になり、後輩から相談を受けることも増えてきました。

その時によく聞くのが「自信がありません」というセリフです。

仕事の場面で、これで本当に大丈夫なのか自信がない。

お客さんが満足してくれているのか自信がない。

仕事と家庭の両立がきちんとできているのか自信がない。

そして「自信が持てるようになりたい」と皆口にします。

私に言わせれば、自信がある人間なんてそうそういません。

大丈夫なのか、本当にこれでいいのか、いつだって不安です。

でも、自分が不安がっていたら、お客さんや家族まで不安にしてしまう。

自信が持ちたいのなら、まずは自信がある「ふり」をすること。

そして、それを裏打ちするための努力を怠らないこと、これに尽きると思うのです。

そうしているうちに、ひとつひとつ本物の自信がついてきますよ、きっと。